敬老行事事業

高齢者の長寿を祝い、90歳と100歳の人々に工芸品等を贈呈しているが、90歳までの長寿はもはや一般的となり、業務負荷も高い。工芸品等の「物」を贈呈することが高齢者にとってありがたいのか、適切な手法を検討すべきである。また、高齢者が増加する中、高齢者福祉のあり方も身寄りのない高齢者や要介護者等の支援に移行すべきであり、「高齢者＝福祉対象者」という考え方も改める必要があるだろう。敬老の気持ちを維持しつつ、税金の使途としての工芸品贈呈が適切なのかどうか、再考が求められる。